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ロンドンでの最後の朝食は、いつものダイニングルームではなくて、2F（日本でいう3階です）のサンルームでいただきました。部屋の周囲も天井も全てが白枠のガラス張りです。抜けるような青空に丸くて白い雲がぷかぷか気持ち良さそうに浮いています。いっぱいの光の中でやしの木やグリーンがとても映えて、山積みされた果物が一段と美味しそうです。およそイギリスらしくない、と云えばそうなのですが、南国ムード溢れるサンルームでした。…そもそもこのホテルはアメリカンスタイルでしたから。

■ ヒースロー空港へ

もちろん、地下鉄を利用します。ロンドンの地下鉄は、アンダーグラウンドと云いつつも、実際にはロンドンの中心部以外はほとんど地上を走ります。私たちが毎日利用したグロースターロード駅も、地下ホームへの階段はなくて、リフトで上り下りするのですが、そのホームの端の方では空が見えていました。 BAのチェックインカウンターは5程あるにもかかわらず、その時点で機能していたのは１ヶ所だけでした。みんな揃ってブレイク中だったのかしら？乗客は長蛇の列をなしています。しかし、老人や、赤ちゃんを連れた人、出発時刻が迫っている乗客にはメガホンで呼びかけて、別の窓口で対応していました。段取りは悪いけれど、柔軟な対応に感心しました。 　　　　　…いよいよロンドンとはお別れです。

パリは、 うきうき わくわく

■ シャルル・ド・ゴール空港からホテルへ

ロンドンからパリへ移動すると、心うき立つのはなぜでしょう。私にとって、イギリスのイメージカラーはレンガの茶色とグレー。パリは、やはりマゼンダ。 空港からオペラ座前まではロワシーバスで、そこから宿泊するホテルへはタクシーで行きました。（少し頑張れば歩いて行ける距離にあるのですが、スーツケースをごろごろ引っ張って行くのもなんだし…と思って。）タクシーの運転手さんは、無口。なんだか、不機嫌な様子です。走行距離が短いからかな？　オペラ座通りを走ってくれればホテルはすぐなのに、わざわざコンコルド広場を回ってリヴォリ通りを走らせていました。パリの観光スポットの多い通りを行ってくれたのでしょうか。ま、そういうことにしておきましょう。 わくのお勧めのホテルは、歴史を感じさせる重厚な外観で、内部もクラシカル。インテリアも落ち着いていてステキでした。

バルコニーからの眺めは、いかにもパリ！

今日は第一日曜日で美術館が無料の日です。もちろん、ルーブルもオルセーも。少し休憩してから…、と思っていたのですが、二人とも寝入ってしまって気が付いたら夜の11時を過ぎていました。　残念な気もするけれど、今日はどこの美術館もさぞ混雑したことでしょう。

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